3年目となる緑の雇用ですが、今年で終わりと考えると少し寂しい気がします。
林業に関し何一つ知らなかった自分にとっては、この研修は大変有意義なものでした。1年目は、本当に基礎からいろいろなことを学び、又なにより安全に作業することの大切さを学びました。少し(本当に少しですが)仕事を覚え始めた2年目は、林業の奥深さを教えていただきました。そして3年目、慣れも出始めるこの時期に、研修で改めて「安全作業の大切さ」「基本の重要性」を復習することで初心に帰ることができたと思います。
又、もうひとつ、私にとっては、この研修で出会えた他の事業体の仲間の存在が何より大きかったです。同じ頃に林業に飛び込んだものとしての「悩み」や「苦労」を共有できたことは、本当に貴重でした。
研修は今年で終了しますが、この3年間、講師の方、スタッフの方、同業の仲間には色々と感謝したい思いでいっぱいです。
林業に関する知識や技術を,研修や資格講習を通じて学ぶことができ,スキルアップに繋げていけるのでありがたいです。座学で習ったリスクや林業に対する心構えなども現場での仕事に活かされています。
実習で習った技術を現場で復習したりして自分の物にできるよう心がけています。
そして何よりも一番思う事は危険な仕事であるという事。危険に対する予測や対策を常に考えて安全でスムーズな作業ができるよう心がけていきたいです。
この緑の雇用での3年間は、充実、更には学びの3年間でした。
まずは、異業種から林業に転職し、果たして、本当に林業をやっていけるのかと、心の中は、不安だらけだったことを今でもよく覚えています。
チェーンソーも握れない、どうやって木を切るのか・・・
しかし、緑の雇用を通じ、林業での必要な技術等を講習や研修で習得、さらには、資格を習得していく中で、私の不安が少しずつほぐれていきました。やはり一番の心の支えは、同期です。同じレベルで同じステージに立ち、切磋琢磨し、情報共有し、共に学べたことが私自身をここまで成長させてくれました。今では、伐倒、造材、重機に乗ることもでき、さらには作業道の仕事までできます。そして、自身が現場監督となり、指示も出しています。
そうした意味でも、同期と共に過ごすことができた3年間は、とても充実し、仕事をしていく上でもやる気と自身のスキルアップに繋がりました。
この3年間で学んだことを次のフォレストリーダーに繋げていきたいと思います。
フォレストワーカーの指導者を育てて行く人員が弊社で減少していることもあり、自ら進んでフォレストリーダーの研修を1年間学びに行きました。
指導者としての知識はもちろん、日々仕事をこなしていく上での注意点や能力向上等、研修では様々なことが学べ、とても充実していました。卒業後は、フォレストワーカーの育成担当者として日々指導に当たっています。未経験者を教えることは、とても大変ですが、一人前に育ってくれたときの喜びはこの上ない喜びと達成感でいっぱいです。
フォレストワーカーの研修が修了した時から、次のステップアップを目指していました。なので、フォレストリーダー研修には自ら進んで参加しました。
私も林業未経験で、フォレストワーカー研修を受講し、やっと木が切れるようになりました。何よりも林業に対しての知識が豊富に身についたと思います。
実際、指導者としてフォレストワーカー生を指導したことは未だにないですが、来年度は学んだ知識を生かし、後輩に指導していきたいと思います。